しょーもなぃ・・研究の受賞は?
2008.04.25 Friday 23:27
アレーズエスパス
「笑えるとしか言いようがなく、しかも記憶に残り、人々を考えさせる業績」
に贈られる毎年恒例のイグ・ノーベル賞の第16回授賞式が5日、
米ハーバード大学サンダース・シアターであり、
「しつこいしゃっくりを直腸刺激で止めることに成功した」という
研究報告に、医学賞が贈られた。
今年の全受賞者は以下の通り。
●鳥類学賞●
「頭を振り続けるキツツキはなぜ頭痛に見舞われないのか」
の研究で、米カリフォルニア大学デイビス校のアイバン・R・シュワブ氏と
カリフォルニア大学ロサンゼルス校のフィリップ・R・A・メイ氏に授与。
●栄養学賞●
「フンコロガシの食嗜好(しこう)についての研究」
で、クウェート大学のワスミア・アルフティ氏と、
クウェート環境公衆局のファテン・アルムッサーラム氏に授与。
2氏は、動物の糞を食物とするフンコロガシの食嗜好について調査し、
フンコロガシが肉食動物よりも草食動物の糞を好み、草食動物の中でも、
馬が一番で、続いて羊、ラクダの糞の順に好みがあることを突き止めた。
●平和賞●
高周波雑音発生装置「モスキート」
を発明した英国ウェールズのハワード・ステープルトン氏に授与。
同氏が発明したのは、年寄りには聞こえず、若者だけに聞こえる
高周波の雑音を利用した「若者よけ」の装置だったが、
若者がこの機能を逆に利用。
授業中の教室内でも教師に知られない携帯電話の着信メロディとして、
欧米で大流行した。
●音響学賞●
「爪(つめ)で黒板をひっかいた時に発生する音が嫌われる理由についての実験」
で、米ノースウェスタン大学のD・リン・ハルパーン氏と
ラドルフ・ブレイク氏、ジェイムズ・ヒレンブランド氏の3人に授与。
3氏は、黒板を爪でひっかいた時の音が、どうしてこれほどまで、
全世界中で嫌がられるのかを研究した。
●数学賞●
「グループ写真を撮る際、目を閉じた人が1人もいない写真を
撮るためには、何枚撮影する必要があるか」
を計算した、オーストラリア国立科学技術研究機構の
ニック・スベンソン氏とピアース・バーンズ氏に授与。
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