ハロウィン由来
2008.10.26 Sunday 23:48
アレーズエスパス
ジャックは「降ろして欲しければ取引をしよう。」と言いました。
ジャックは悪魔に自分の魂を絶対にとらないことを約束させて
悪魔を木から降ろしてあげました。
何年か経ち、ジャックは年をとって死んでしまいました。
天国に行こうとしたジャックは生きている時にケチで乱暴者だった
ために天国には行けませんでした。
仕方なく地獄の門をたたいたジャックはそこに立っているあの悪魔と出会いました。
「地獄へ入れてくれ。」とジャックが頼むと、悪魔は
「お前の魂はとれない。だって、約束したからな。」と言って
地獄へ入れてくれません。
ジャックは困り果てました。「だったらどこへ行けばいいんだ?」と
ジャックが悪魔に尋ねると悪魔は「元いた所へ戻るんだ。」と言いました。
ジャックは来た道をトボトボと戻りはじめました。
その道はとても暗く、風がひどく吹いていました。
真っ暗では道がわかりません。
ジャックは悪魔に頼みました。
「わしに明かりをくれ。暗くて道がよく見えないから。」
悪魔は地獄で燃えている火の塊を一つジャックにあげました。
ジャックはその火の塊をカブの中に入れてちょうちんを作りました。
そしてそのちょうちんを持ってこの世とあの世をさまようようになりました。
これが行く当てもないジャックの旅の始まりでした。
いつしか、ジャックの持つちょうちんが死んだ人々の魂のシンボルとなりました。
このお話がアメリカに伝わるとカブがカボチャになりました。
アメリカではカブにあまり親しみがなく、カボチャがたくさん採れたので
カボチャでちょうちんを作るのが一般的になっていったようです。
ハロウィーンのお祭りをただ子供の仮装やお菓子配りだけでなく、
ハロウィーンという文化、背景、意味などを伝えていきたいものですね。
より深い国際理解が子供たちに生まれることを期待したいです。
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